10月31日(土)「ジョン・ラーべ~南京のシンドラー」八王子上映会は無事終了いたしました。

おかげさまで、500名を超えるご来場をいただき、みなさんと一緒に貴重な作品を観ることができました。
ありがとうございました。大変いい映画です。

ジョン・ラーべ公式ホームページに今後の上映会スケジュールがのっていますので、ぜひごらんください。

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また、当日のアンケートにたくさんの感想が寄せられました。

八王子を始め、この多摩地域には平和への願い、史実に真摯に学ぶ意識をもっている方がたくさんいらっしゃると大変心強い想いです。

戦争の歴史に目を向けて学び、平和を求めつづけていきたい、そのための取組みや学びの場をもっともっと設けて行きたいと改めて思いました。

アンケートの感想の一部を紹介しますので、是非一読ください。

<以下感想>

・大変良かった、各地方でも上映していただきたい。歴史は曲げられない、真実を知るために必要であると思います。頑張ってください。(70代)

・知ることの大切さを改めて感じました。とても良い企画でした。関係者の方々に感謝します。

・ぜひこのような貴重な映画の上映会を続けてください。今日はありがとうございました。多くの方々にこの映画を観ていただきたいですね、特に若い方に。(60代)

・本当に来てよかったです。幼子を預けてきた意味が十分にありました。

・あまりにも素晴らしく、そして悲しい映画でした。日本国民の一人として戦争の真実についてこれからも考えてゆきたい。

・長時間なのに息をつく時間もないくらい集中しました。私たち日本人の起こした南京事件もっともっと多くの人たちに観ていただいて歴史を振り返れたらいいと思います。

・真実の歴史に基づいていてなおかつナチス党員が主人公であったりドイツと日本が同盟国であったりという複雑な政治状況を背景として一方に偏らず描き切っているのに感服した。また劇映画としても主人公の人間性が心に訴えるものがあって俳優の演技も素晴らしかった。この映画が日本で商業的に上映されなかったのは残念でならない。最後のトークも映画を理解するうえで参考になった。(50代)

・ジョン・ラーベは初めて聞く名前だったが、人道的に庶民を救ったということで感心しました。観てよかったと思います。(70代)

・素晴らしい映画だった。南京事件ちゃんと勉強したいと思った。ナチス党員でもあるジョン・ラーベの人間性の温かさ、人道主義に感動した。最後にベルリンで死んだという現実についてももっと知りたいと思った。日本軍の中でも少佐(ARATA)のような人間としての苦悩、善意を持った人がいたのだろうか、その辺ももっと知りたい。(40代)

・なぜ日本で上映されないのか、理解に苦しむ。もっと多くの人に観てほしい映画です。(60代)

・戦争だけはやってはいけないと強く思いました。(40代)

・日本人は第二次大戦での事実をありのままに知るべきだと思いました。憲法9条がなぜできたのか?なぜ守らなければいけないか、もっともっと考えるべきだと思います。(60代)

・とても感動しました。映画そのもののすばらしさは言うまでもなくユネスコ記憶遺産を巡って日本政府がみっともない抗議をしている中、このような活動は大変有意義だと思います。自主規制の空気はおかしいですね。安保法制が無理やり通されて、政権への批判にかかわる自主規制がすでに始まっているようです。「よいものはよい」と胸を張って言いたいし、周りの人にも広めていきたいです。(50代)

・私たちの知らない史実を目の当たりにした。「南京大虐殺」が飛行機の攻撃からだということも初めて知った。日本人全体がこの事実を知るべきだ。(60代)

・ドラマ仕立てでしたがほぼ真実に近いと思っています。日本人ならばぜひ見るべき映画だと思います。そして歴史認識を国際水準に高めなければ世界で生きてはいけないと思います。(80代)

・南京大虐殺の史実は国際問題としてやっと日の目を見てきたところ。政治問題ですが事実を直視するところから日中問題は発展すると思います。(60代)

・荒川美智代さん、本当にあなたは今の日本の中では最も感動的な存在です。噂では素晴らしいとのことでしたが、予想以上に感動しました。背水の危機感を覚える昨今だからこそ、映像のリアリティでより多くの場所で上映されることを希望します。サイドで協力したいと存じます。三鷹、武蔵野地区でもぜひ上映されればと思いますが、母体となる地区の上映委員会の構成が至難かと…。努力してみます。(70代)

・ブシェーミが出ていておどろきだった。いい映画を見た。(40代)

・「歴史認識とは何か」の中で南京事件を読んでいたので興味深かった。目黒の朝香宮邸を何度か見学していたが彼がこのような役割を果たしていたとは! 安保法制を考えるにあたっても歴史を正しく知る必要があるので、このような運動は大切と思う。トークも良かった。(70代)

・とても素晴らしかったです。また機会があれば南京以外にも様々な視点から中国と日本との歴史を勉強または知りたいと思います(20代)

・このような映画があることを知らなかった。もっと各地で上映してほしい。現在の政治では特に難しいと思うががんばってほしい。(60代)

・大変素晴らしい内容の映画でした。全日本人に観ていただきたい。アフタートークは中身がなくて正直やらなくてよいと思いました。トイレ休憩はほしいですね。(40代)

・SNS等もっと拡散(事前広報)したら良いのではないでしょうか。(40代)

・良い映画を八王子で見ることができて幸運でした。熊谷さんご親切に感謝申し上げます。お子さんとの競争に勝てましたか?(不明)

・よく上映してくれました。ありがとう!現在、この映画が上映できないという事実を広く知ってもらいたいですね。(50代)

・感動でした(30代)

・飛行機が非常に低空で侵入してくる最初の爆撃シーンがリアリティがあって恐いくらいでした。それぞれの俳優も素晴らしく普通の映画としても素晴らしい出来だと思います。(50代)

・前からみたいとおもっていました。八王子で見ることができてありがとうございました。周りの人に伝えていこうと思います。

・組合関係で上映したのかと思ったら、八王子でこんな活発な活動をされてると知りびっくりしました。こんな映画があることを、他にもあることを知っている、上映の難しさを乗り越え上映しようとしてくれるのが素晴らしいと思います。

・加害した国として、学ばなければならないと強く感じた。このような上映会がいたるところで開催されてほしい、今日の朝見に来ることを決め、来てよかったです。(60代葛飾区)

・とても良かった。最近歴史を直視しない動きの中でこうした活動が広がってもらいたい。映画も良いがトークもわかりやすく丁寧な内容でよかった。

・抑制のきいた内容で心に沁みました。表現の自由が懸念される中非常に意義深い映画を上映していただきありがとうございます(50代)

・ようやく観ることができてうれしかったです。スタッフの皆様ありがとうございました。

・中国を侵略した日本軍の残虐な戦闘行動が詳しく描かれて、歴史的に見ても貴重な映画だと思います。日本の加害責任は日本人が自ら追及していかなくてはならないと考えます。今回上映され観る機会を与えてくださり感謝します。荒川さんが話していた「南京!南京!」観たいです。(60代)

・安倍政権は許さない!

・ジョン・ラーベは以前から見たかったので、多くの人にチラシを渡しました。南京事件だけでなく、第二次世界大戦では世界中に一般の人を虐殺、死に至らしめることが起こっています。今記録・公文書によってあきらかになっています。このような映画を期待しています。

・真実を知ることが大切であり過ちを認める勇気を持ち、そこから外交が好転していくと思います。政治家に観てほしい作品でした。(70代)

・いい映画を見ることができてよかったです。たくさんの人に観てもらえるといいですね。香川さん、ARATAさん、日本の俳優さんもよかったです。

・長年埋もれていたことをよくぞ映画にしてくださった。貴重な映画上映会を企画してくださりありがとうございました。南京でたくさん殺されたショックな事実は知っていました。恥ずかしすぎる。ここまでひどいとは。南京「破壊」に至る過程をよく知りませんでした。ひどすぎる。(40代)

・大変素晴らしい映画でした。アフタートークもポイントをついていました。(60代)

・現実に受け入れないのですが、事実だと思います。今は気持ちが落ち着きません。忘れないでしょう。私の人生の一つになるでしょう。(50代)

・大変すばらしい映画だった。多くの人に観てもらいたい映画。日本人みんなが見るべき。(一般公開すべき!)日本人は加害者としてこのような負の事実に向き合い再出発すべき。ありがとうございました。

・とても意義のあるいいイベントでした。思ったよりも多くの方に来場していただき、良かったと思います。(40代)

・南京事件や日中戦争について、改めて調べてみようと機会になりました。こういった映画を日本人が作れるような社会にしていきたいと思います。

・史実に基づいた作品で、勉強になりました。

・映画はよかった。だが対談はダラダラしてよくない。上から目線的でいらいらした。対談の前に時間のスケジュールなど少し話してほしかった。

・南京事件は知っていたが、さらにショックも受けましたが訴えるのはとてもいいと思いました。この映画を作ってくれた方、出演者をはじめ関係者の方に敬意を表します。同時にナチとドイツ人の関係も深く考えさせられました。戦争のむごさと不条理を考えさせるいい映画だと思います。134分という時間の長さをまったく感じさせませんでした。ジョン・ラーベをシンゾー・アベに見させたいと思いました。

・南京事件についてよく知らなった(知ろうとしなかった)ので、よくわかりました。日本人にとってはつらいことですが、戦争においてはこのようなことは多々あることです。それを無かったことにしようとする動きには腹が立ちます。これを直視して、二度とこのようなことを起こさないようにしたいと強く望みます。(60代)

・この上映会に参加できてよかったです!ここ最近、この日本の行く末が不安で仕方ないです。もっと若い人たちがこの作品に触れてほしい。すでに今の日本が情報統制の中に、私たちはいることを知ってほしいです。作品としても飽きさせないものでした。(50代)

・八王子でこのような上映会ができてよかったです。またやってください。

・よく上映してくださいました、ありがとうございました。自主規制という上から<権力から>の抑圧がなくても、互いのビビり合いで規制しあってしまう情けなさ、突破してくださった勇気に敬意を表します。戦争法が通ってしまった今、日本人は知らなくてはいけないことです。30万人じゃなかったとしても3万人だったとしても日本軍の罪が軽くなるわけではない。最近は南京虐殺自体なかったかのように市民国民をあおり出す風潮まで出てきました。危険な道に入っています。

・いろいろ聞いていましたが、こうした映像で見ると本当にひどいことをしていたのだとショックを受けました。戦争は本当にひどいものです。内容としてもすぐれたものと思います。こんなことを無かったことにさせてはいけないと思います。(70代)

・日本軍がやったことから目をそらしてはいけないと思い、見にきました。映画の中で日本軍がやったことは日本人自らの手記などで知っていましたが、映像化されるとさらに胸が悪くなるようでした。ただ冷静に見ると徹頭徹尾白人目線の物語で、中国人の描き方も日本軍の描き方も雑だと思いました。やはりトークにもありましたように、日本人自らの手でもっと丁寧に史実をたどる内容の映画を作る必要があると思いました。この映画に対してももっと日本人が見て、様々な視点から論じるべきだと思います。その機会をいただきありがとうございました。(40代)

・とても印象に残るシーンも多くとても心に刻み込まれた。ジョン・ラーベという人がいたということも初めて知った。南京事件については数の問題にとらわれることが多いが、このような事件があったこと、そしてそれを日本が起こしたことを忘れてはならないと思った。若い世代へ歴史の真実を教えることがなおざりにしていることは残念だ。

・大変貴重な映画を上映していただいたこと、実にタイムリーだった。シンドラーのリストの威力以上に、日本の今の情勢の中で日本の加害の史実が劇映画として描かれていたので、心に迫るものだった。

・あらためて南京事件の恐ろしさ、日本人による殺戮の現場、もう出ようかと思うほど恐ろしく、戦争はしてはいけない、戦争に手を貸してはいけない、戦争のむごさをもっと地域で広めていかねばと思います。

・あまりにもすざまじい内容でぐったり疲れたが、戦争の実相はこういうものだと思う。なんとしても戦争だけはいけない。戦争のない世の中をつくらないと。

・良い映画を見させていただきありがとうございました。上映されるにあたって努力された方々本当に感謝いたします。

・南京虐殺30万人が客観的事実であることが確認できた。ジョン・ラーベの上映運動を広げる意義を戦後70年に強めるべきだと実感した。

・まずこの映画を見ようと集まった人の数が予想外に多かったのがうれしい驚きでした。映画の内容もレベルの高いものでした。(60代)

・大変良かった。日本人は見るべきだと思う。内容がわかっていたら友人たちにも券を買ってもらった。残念です。口で話すより日本の過去の歴史がわかるはずです。(70代)

・学校では絶対教えてもらえないこと、とても貴重な映画をありがとうございました。(50代)

・劇的に面白い映画だったと思います。あまり上映されない映画を見られてよかったです。観る人は1か所では少なくても観たい人はいるのでDVDはいい取り組みかも。でも知らないとダメですよね。(60代)

・なかなかいい映画だと思います。今まで知らなかった歴史を見直しできました。複雑な気持ちになってますけど、平和世界にかないます。

・全く知らない(中国民を20万助けた)ので衝撃を受けました。南京大虐殺、南京陥落、1937,7~12月までのこととは、史実を学んでいないことを改めて知りました。

・南京事件がタブー視されていることが残念でなりません。世界から見られている日本を知るためにも一人でも多くの日本人の方に観ていただきたいと思います。本当に良い映画でした。ありがとうございました。

・映画を見る前の知識、日本の関東軍が一方的に南京の中国人を虐殺した。都合の悪いことは隠される現在の風潮がたまらない。ジョン・ラーベがナチス党員でなかったらもっと多くの中国人捕虜兵士が殺されただろう。(70代)

・南京事件については日本の側と中国側の見解に大きな違いがあり、なかなか事実について知るチャンスが少なかった。この映画の「歴史に基づいて制作した」ということを知り、日本軍を加害者として描いた映画はとても貴重なものだと思った。多くの人に知ってもらって、改めて戦争の暴力的、非人間的側面をしっかり認識してもらいたい。そしてまたどんな困難な中でも知的な強い信念で働けるすばらしい人間性を持った人々がいることを信じたい。

・素晴らしい映画をありがとうございました。私は二度目の鑑賞ですが、もう一度見たいと思うほど心打たれました。若者にぜひ見てもらいたいと思います。日本国憲法前文、9条の価値のすばらしさに結びつく学習の場になると思います。(70代)

・この映画が世界中でで上映されているということは、この内容は世界の常識になっていると思うと日本は世界に孤立していると感じます。もっとこういう日本の戦争犯罪の映像を見たい。言論の自由を守ることに少しでも貢献したい。(50代)

・たまたま手に入ったチラシにも、今日足を運べて観ることができたことにも心から感謝しています。余計なことを考えず、とにかく若い方々がこの作品を鑑賞する機会をもてるようにと念じます。人間として、地上に共に生き合わせる者同士として、何が大切で正しいかを直感でつかんで一人一人の価値観を作り上げていってくれるきっかけになるかと思います。

・今までドキュメンタリー映画をたくさん見てきましたが、人生の中でも5本指に入る位の映画でショックだった。実際の場面で「百人切りの首」を体験した人の本を読んだことがあります。独立映画社でも平和の訴えをかねてみたりしました。よくぞ上映してくれたと思う。家族にも見せたいし、知人にも。(60代)

・映像美には正直期待していませんでしたが、素晴らしい!日本の加害をテーマにしたというか描いた映画、大島渚の「戦メリ」でも結構ひどい日本兵(ビートたけしがやった軍曹?)が出てきましたが、今はあの程度のも全国の映画館では上映できないのか?そうだとしたら世の中悪くなっている。

・この映画を見ることができて本当に感謝しています。ありがとうございます。関係者の皆様のお骨折りに心から敬意を表したいと思います。今、日本があの時代に逆戻りしそうなとき、一人でも多くの人に観てほしいと思います。そして、よく考え、学び、2度と繰り返されることのないようにしなければ。南京大虐殺を決して認めない安倍よ、恥を知れ!!日本の民主主義を取り戻さなくては。

・日本でなかなか上映されにくい映画を見ることができなった。被爆国でもある日本は被害がクローズアップされ、戦争のことを語られることが多いがアジアで行った加害を知る機会があまりにも少ない。学校教育でもあまり学ばない。アンバランスな状態で知らないままで現在の情勢を語ることはできないと感じた。南京を扱った映画どもまた見てみたいと思う。(40代)

・上映への取り組みごくろう様。とても意義深いことだと思います。歴史の真実こそ知り広めなければ、それに目を背け、他人の目をふさごうという努力は許せません。若者たちにぜひ見てほしい。(70代)

・日本政府もメディアも知らせてくれなかった真実を知る機会を与えてくださってありがとうございました。軍隊という組織が判断力を狂わせることを再確認しました。(70代)

・この映画を観たい観たいと思っていたので、大変有難うございました。(60代)

・史実を知らなければと思った。よくできた映画だと思った。(40代)

・教科書で学んだことしか知らなかったので、こういう事実を見ることができてとてもよかった。中国の方々にこんなにもひどいことをしていたこと、自分も日本人としてしっかり認識して、子どもにも伝えなければいけない、中国の方にあやまりたい。(30代)

・有名な、しかし内容を知らない自分の不勉強もあって、南京事件の真実の一部を教えてもらい、感謝しています。最近日テレNNNドキュメント「しゃべってから死ぬ、封印された陳中日記」を見たばかりで、1937年末揚子江河原で一晩で5000人ずつ二晩で1万人以上機関銃で撃ち殺すのは今日の映画と同じでした。この映画を観ることができてほんとに良かった。ありがとう。今の日本でこそ必見の映画です。私は68歳ですが日本では特に今の日本では、広島、長崎の原爆被害、東京をはじめとする各地の空襲被害については何度でも学習する機会があるのに、中国戦争等、日本の加害の歴史は自らかなり努力しなければ知ることができない。今の日本はますますこの傾向が強い。大変だろうけどこのような企画をどんどんやってほしい。加害の歴史を知ることは最後には必ず日本を強くする。この点はドイツに学ぶべきである。ドイツはホロコーストを世界に向けてオープンにすることで強い。ユネスコ記憶遺産に中国が登録した事に対して日本が文句をつけて分担気を出すのをやめるとか馬鹿なことを言っているが、負の遺産登録こそ日本が率先して登録すべきだと思う。南京事件、慰安婦問題等どんどんオープンにし、登録もして犠牲者の人数が30万と20万以下と食い違うのならそこを両国で研究調査すればいいと思う。