”JOHON BROWN’S BODY” から “WE SHALL OVER COME” まで
講師 : 奈良本 英佑さん(法政大学名誉教授)
「ジョン・ブラウンズ・ボディ」は、南北戦争で北軍の黒人部隊が歌った行進曲、
「ウイ・シャル・オーヴァーカム」は、1960年代の公民権運動の集会で定番でした。
この講座は、歌や音楽を聴きながら、黒人解放運動を中心に、アメリカの歴史を読み解いてみようという試みです。
奴隷制、南北戦争後も維持された人種差別下の苦しみと闘い、法的差別の完全撤廃を勝ち取った公民権運動。
その中でどんな歌が生まれ、歌い継がれてきたのか。黒人霊歌やブルース、ジャズなどを聴きながら、お話ししたいと思います。
◎木曜日19時~21時 全3回
◎参加費 500円(会員400円)+ワンオーダー
◎会場:もっきんバー(高尾駅歩3分、むみじか内)
音楽が伝えるアメリカ黒人開放運動の歴史 1.24 MB
▶第1回 7月14日(木)
黒人奴隷制と音楽
単純なワークソングから、スピリチュアルやブルースはどのように誕生したか、
など(アメリカ建国から南北戦争まで)
▶第2回 7月21日(木)
南北戦争・奴隷制廃止・黒人差別の再制度化
黒人音楽の発展からジャズの誕生と発展など(「再建時代」から第二次大戦まで)
▶第3回 7月28日(木)
「公民権運動とヴェトナム反戦運動
プロテストソングなど(第二次大戦後、サイゴン=現ホーチミン市解放まで)